2015年5月15日金曜日

これぞ!!東の小結「うどん豆腐」


戸塚といったら、うどん豆腐。



うどん豆腐?!



うどんなのか、豆腐なのか…


白いところしか共通しないこのコラボ。


糖質制限ダイエットの極みかと思って突き詰めていくと、


あの江戸時代の「東海道五十三次繁昌記」にも、



東の小結、戸塚「うどん豆腐」の文字。





出た。やはり糖質制限ダイエットの先駆けか…




戸塚の人にとっては、オーソドックスな主食なのか。



しかも、同じく江戸時代の名著「豆腐百珍」には、100品中の100品目に絶品として最高峰を飾ってるとの情報も。



鎌倉のお隣、戸塚…

恐るべし!!






というわけで、

実際に食べてきました!


取材のような最高のランチタイム♡







東戸塚駅から歩いて20分の『京うどん きぶね』さんにある、「元祖戸塚うどん豆腐」!

堪能してきました(*^^*)




歩いて20分とありますが、住宅街を進んでいくので、方向感覚に自信のない方はぜひ工夫して辿り着いてください!


私は、駅前のショッピングセンターに入り込んでしまい、建物から出られず大変なことになりましたので、ご注意を!




さてさて、

念願の『きぶね』さんは、地元の方々に愛される地域密着のお店でした。


店内のテレビを見ながらウトウトするお客さん、何とも言えない家の中のような空気感。



席を案内される訳でもなく、キョトン状態。




しまったー…部外者感MAX。
お客さんに誰だろうって見られる、この感じー…

お茶はセルフなの?

空いてる席、座っていいんだよね?




戸惑いの3分は最初で最後。



うどん豆腐を注文すると、
店主の岡田さんがたくさん話し掛けて下さり、うどん豆腐の秘密を教えてくれました!






モチモチ、ぷるんとしている、うどん豆腐。


半透明のうどんの見た目に、一口食べると、豆腐の香りと豆腐の何とも優しい風味。


写真から伝わりますでしょうか?



ざるうどんのような状態で、冷たいうどん豆腐の上に、卵、鶏肉、きゅうり、水菜、豆腐が並び、女性には堪らないヘルシーな一品となっています。


うどんよりもモチモチなのに、サラッとしてるんです。


これからの時期、うどん、蕎麦、そうめん、ひやむぎを超えて、ナンバーワンの爽やかな食感でしょう。



そして、何よりもこの特製のつゆ。



酸味のある柑橘系?
すっぱうまいんです。



普通のうどんのつゆでは、うどん豆腐には上手く絡まず、味がしなくなってしまうそうです。


実際に、他のうどんのつゆも試させて頂きましたが、その通りでした。



この特製のつゆが良いんです。



ただ濃く作ってある訳ではないのが不思議で、上手にうどん豆腐に絡む素材があるのでしょうか。



うどん豆腐は、うどんに豆腐を練り込んで作っているとのことでした。



うどんは通常コシを出すために、足で踏んだりするとのことですが、そうすると、豆腐には刺激が強すぎるため、丁寧に時間をかけて手で作っているとのこと。


茹でて冷たくすることで、ぷるんとしたモチモチの食感が生まれるそうです!



素晴らしく美味しかったです!!!



東海道五十三次、戸塚の名物である、うどん豆腐は、作り方や詳しい情報が残っていないため、岡田さんは残っている情報から試行錯誤し、アレンジを加え、地域に根ざす一品に仕上げてくれたそうです。



岡田さんは初対面でも、笑顔でたくさん話し掛けてくださる素敵な方でした。


常連の方々が食べに来るだけでなく、「おじさん!おじさん!」「おじさんにはいつもお世話になってるから!」と常連の方々が挨拶だけにも訪れる、素敵な店主岡田さんの素敵なお店でした。


今回は、お仕事の取材ではなかったので、特にアポイントを取った訳でもありません。


私の興味で食べに行かせて頂いたのに、たくさんのお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました!



一昨日のエフエム戸塚「おはよう!咲くらじお」の放送でも、うどん豆腐について話させて頂きました。



ブログを読んでくれた皆さま、
楽しいひと時になると思います!

ぜひぜひ、戸塚の名物、オススメです(*^^*)♡